第4回自然流ランニング大学報告

 本拠地ともいうべき東京海洋大学越中島キャンパス(江東区)に戻り、7月10日、4回目の講習会が開かれました。いよいよ夏を迎え、グラウンドに出たランナーたちは自然と木陰に集まります。
 この日のテーマは「ランニング・スポーツは感覚(感性)と科学の融合である」でした。走る感覚とは何か、と山西哲郎先生は問いかけます。距離感覚、時間感覚、スピード感覚−が思い浮かびますね。裸足で走るときの素足感覚や、ハイな感覚、快適な感覚もあるでしょう。美の感覚もあるはずです。何しろ、ランナーは美しい風景を構成する要素の一つですから。
 時間感覚ですが、いまや多くのランナーがGPS付きの時計で、タイムを確認しながら走っています。練習にはそれもいいのですが、山西先生は「時間からの解放されることも大切」と説きます。日常から離れ、草木の美しさを感じ、鳥の鳴き声や川のせせらぎに耳を傾け、のびやかで自由な遊びの時間を楽しみましょう。その方がもっとたくさんの時間を走れます。
 実技では、少々難しいですが、心拍性作業閾値(HRT)の割り出しに挑みました。スピード感覚を数値化しようというわけです。HRTとは有酸素運動と無酸素運動の変わり目、これ以上だと乳酸が生成され筋肉が疲労するあたりです。心拍数を測定しながら、だんだん速度を上げると、心拍数が「伸び悩み」し、両者の直線関係が失われる変曲点がみつかります。これがHRT。このスピードは10キロレースのときに最も近いようです。変曲点の速度が上であるほど速いランナーということになります。
 ランナーたちは心拍数を計りならが200メートルごとに速度を上げ、最後はほぼ全力で走り抜き、それぞれHRTを探りました。この作業はけっこう、つらかったです。(S)

2人1組でストレッチとマッサージ

木陰で脚をリラックス。後ろ姿が山西哲郎先生です。

老い若きも仲良くジョギング。いいフォームですね

いよいよ、気合いのランニングへ

徐々にスピード上げながら、心拍数を測定。コンコーニテストと呼ばれます

 


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  • 2017.05.01 Monday
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  • 22:48
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「ランニングの世界」は元ランニング学会会長の山西哲郎が編集主幹をつとめ、ランニング学会の有志が編集委員となって発刊したもので、ランニングを歴史、文化、科学等色々な切り口で掘り下げています。ランニング学会の設立趣旨を思い出させるような“知的・感性的ランナー”のための本です。 大会情報やトレーニング方法中心のランニング情報誌とはひと味違って、「人はなぜ走るのか、人は何を求めて走るのか。」という原点に立ち返って、より広くより深く「ランニングの世界」を見つめ直してみようという趣旨の元に創刊されました。

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